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「カフェのある風景ベルギー」 その日は寒く、分からない地理と分からないフランス語で心もすっかり冷え気味。 美味しいんだか、不味いのかよく分からない魚のお昼御飯をいただいて、 首都、といえば東京しかまだ知らなかったんだ。今住んでいるところは首都とはいえ、 わくわくしながら着いた構内は暗く狭く工事中。 ヨーロッパってこんなとこだったのかなあ。 でも地図にはいろいろと宮殿とか、大きな公園、名高い美術館がところ狭しと並んで 寒い寒い。。。 石畳も上をやみくもに歩いた。 そうしたら、いきなり大きな凱旋門が出現! なにを記念したものかよく分からないけれど、とにかく大きい。 ごみごみした市場を通り抜けてきたあとの 今思えば、彼の地に住む人々の考え方、感じ方はわれわれ日本人とは全く違うのだ、 そのかたわらには美術館のようなものがあって人が並んでいたけれど、 再び駅に向かう道筋でカフェにはいった。 シナモン入りの小さなクッキーの他に、象の印のはいったチョコが、 ベルギーに象がいるわけでもないだろうに、何で象なのかな。 赤い地に描かれた象はしかし、不思議とここの何かと調和している。 向いに座っている主人は、「わあ懐かしいなあ。このチョコ、前にお店で コーヒーの味は、明らかにいつも飲みつけている味とは違うのに、
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